レーダーの価値の拡大
スケーラビリティと精度、およびアップグレード可能性を最大限に高める機能
高度な安全性のためのプラットフォームの性能向上には、センサーから得られるデータの品質がまず重要です。Aptiv の Gen7 ファミリー 車載レーダー は、高度なセンシング テクノロジーの採用により、真に包括的で信頼性の高い環境モデルの構築をサポートし、
ADAS の意思決定の改善に寄与します。
Gen7 レーダー ファミリーの紹介
あらゆるニーズに対応するセンサー
Gen7 レーダー ファミリーの 3 つのモデルは、最新のテクノロジーを利用してあらゆる角度をカバーします。
- SRR7: このコーナー レーダーは、ストリーミングおよびゾーン アーキテクチャと互換性があり、近くの物体や歩行者などの検出をサポートします
- SRR7+: これはコーナー レーダーのプレミアム バージョンで、アダプティブ クルーズ コントロール (ACC) 向けのデュアル コーナー レーダー構成 をサポートし、優れた感度、距離、解像度が特長です
- FLR7: この前方レーダーは、業界初の 4D 機能を持つレーダーであり、300 m の検出距離と優れた角度分解能を備えています
Aptiv Gen7 レーダー ファミリーの独自性
当社史上最も高度なセンサー
スケーラビリティ
初めてのストリーミング レーダー ファミリーは、さまざまな構成をサポートし、標準のコネクタを通じて 1 G ビット/秒の イーサネット データ ストリームを実現できるため、ベース モデルからプレミアム モデルへのスケーラブルなプラットフォーム アプローチを行うことができます。
将来性
イーサネット対応レーダーによって可能となった新しいソフトウェア コンポーネントを使用することで、OEM は、車両レベルのパフォーマンスを将来にわたって改善し、機能を拡張することができます。これには、センサー フュージョンAI と機械学習が含まれます。
アップグレード可能性
これらのレーダーは、ハードウェアのアップデートなしで新しい動作モードをサポートします。SRR7+ および FLR7 には、駐車や低速自動走行のための HD パーセプションモードがオプションで用意されてい
ます。
4D 機能
業界初の 4D 機能を備えたベースレベル レーダーは、障害物検出の精度向上を通じて、自動緊急ブレーキやアダプティブ クルーズ コントロールなどの ADAS アプリケーションの信頼性向上に大きく寄与します。
主なパフォーマンス指標
コンパクトな設計で高いパフォーマンスを実現
| SRR7 | SRR7+ | FLR7 | ||
|---|---|---|---|---|
| 距離 | モーターバイク検出 | 160 m | 200 m | 290 m |
| 解像度 | 0.2 m | 0.2 m/0.1 m | 0.2 m | |
| 速度 | 解像度 | 0.13 m/s | 0.06 m/s | 0.06 m/s |
| 精度 | ±0.1 m/s | ±0.03 m/s | ±0.05 m/s | |
| 方位角 | 検出範囲 | ±75° | ±75° | ±60° |
| 分離能 | 6° | 3° | 2° | |
| 仰角 | 検出範囲 | ±15° | ±15° | ±15° |
| 精度 | なし | ±2° | 4° | |
| パッケージ サイズ (mm) | 73x68x23 | 73x68x23 | 73x68x23 | |
| 発売予定 | 2025 年第 3 四半期 | 2025 年第 3 四半期 | 2025 年第 3 四半期 | |
| インターコネクト | 100 M ビット/秒および 1 G ビット/秒イーサネットおよび CAN-FD | |||
信頼の設計
Aptiv のコーナー レーダーは、費用効果と信頼性の高いセンシング機能をコンパクトな形状で提供します
Gen7 レーダー ファミリーの構造は、高度に自動化された大量生産向けに設計されており、革新的な 3D エアウェーブガイド アンテナは、限られたパッケージ スペースでも優れたシステム パフォーマンスを発揮します。
連絡先
当社センサーに関心をお持ちのお客様へ
焦点を絞る車載レーダー テクノロジー
自動車用レーダー テクノロジーの最近の進歩で、機能に大きな変化が生じようとしてます。これにより、先進運転支援システム (ADAS)の性能がさらに拡張されてゆき
ます。
将来のアップグレード
イーサネット対応レーダー
高度な 3D エアウェーブガイド アンテナ テクノロジーを搭載した将来性のある Aptiv の Gen7 レーダー ファミリーは、マルチモード動作をサポートしているので、将来にわたって機能を進化させることができます。機械学習に基づく次世代の知覚テクノロジーに移行することで、車両周辺の詳細な占有グリッドマップを簡単に利用できるようになります。OEM は、無線アップデート を通じて、期限なしに車両を進化させ、駐車支援や低速自動操縦といった複雑なアプリケーションをハードウェア アップデートなしで実現できます。Aptiv の切り替え可能な HD モードは、高速イーサネット接続を利用して大量のデータをセンサーから車両の中央処理装置に転送するので、OEM は顧客の構成に応じてさまざまなプラットフォームで車両のカスタマイズやスケーリングを行うことができます。
テクノロジー紹介
安全性、高い費用効果、将来性
Aptiv のセンサー製品は、レーダー、カメラ、ライダーなどあらゆるセンシング 手法において、クラス最高の車内および車外センシング機能を備えたソフトウェアおよびハードウェア構成要素を OEM に提供します。
- スケーラブルな 360°のフュージョンが高度な安全性アプリケーションをサポート
- 異なるセンシング 手法 による検出のフュージョンにより、物体トラッキングの信頼度が向上
- 高い精度と解像度により、優れた物体検出とトラッキングが可能なシステムを実現
- 静的、動的両方のセンシング情報を利用する融合型道路モデル
- 複雑な道路形状をより長い距離で処理できるモデル
- 加減速制御および操舵制御のスケーラビリティ
- 高品質のレーダーデータを用いることにより、レーダーベースのクラシフィケーションとロバストなトラッキングをエッジケースで実現
- AI と機械学習を利用した最初の製品向けプログラムでは歩行者などの交通弱者の分類が 6 ~ 7 倍向上
- リアルタイム処理組み込みニューラル ネットワークにより一度に最大 25 個の物体を分類
- 前方レーダーを不要にすることでパッケージを簡素化
- AEB、ACC などのエントリーレベルの前方機能を実現する費用効果の高いソリューション
- フロント コーナー レーダーによりコーナー ケースでのパフォーマンスを強化